豆知識

 よくあるご質問

◎下駄・雪駄・草履の違いは?

下駄…普段履きとしての履物です。礼装は不可。
   雪駄…男性の履物です。畳表は礼装用。
   草履…一般的には女性用が主ですが、男性用もあります。
            草履の高さ・素材などで着物の選び方がかわります。

◎サイズは?

もともと昔からの履きものなのでサイズはありません。鼻緒で調節します。特に足の大きい方や小さい方は「大寸」や「相寸」にて対応します。

◎歩き方は?

男性は背筋を伸ばせば自然と恰好よく歩けます。女性は足の親指に意識をおくようにイメージ。猫背に注意してくださいね。着物の裾がひらひらすると何ともいえない色気があります。

◎はき方について

かかとを少し出して、指をおとして(はみ出させて)履くのが男性は”粋”、女性は”艶”といいます。鼻緒は奥まで入れずにつまむ程度とはいわれますが、歩きやすさの面からもしっかり足を入れて履く方が多いようです。

◎左右の区別はありますか?

ありません。(デザイン的にわざわざつくってあるのもあるようですが。)区別しないことで入替ながら履くことができ、長持ちさせることができます。

◎季節は?

夏は塗下駄。冬は白木の下駄。焼き下駄・鎌倉彫などは一年中使えます。白下駄は裸足ではくと足脂などで汚れてしまいますので足袋を履くことになります。
草履は麻やパナマが夏ですが白系のものを代用することが多くなりました。

◎手入れの仕方

使ったあとは風通しの良いところで陰干しに(一夜程度)。特に草履・雪駄は濡らさないことが前提です。昔の人は雨が降ったら懐に入れて裸足で帰るほどでした。汚れは素材で変わりますが、ふき取りや生地物などは掃除機を使う方もいらっしゃいます。

◎きつくて履けない

サイズに合わせて再調整をするのが一番良いです。そうもいかない場合はその方よりも少し足の大きい方に数分履いてもらうと、鼻緒が少しノビますが、古い履物にはしないでください。

◎ほとんど履いてないのに鼻緒がボロボロに

古い(製造されてから年月の経った)ものではないですか?たぶん台も同じ可能性が高いです。寿命だと思われます。購入してすぐの場合は購入店へ。

◎お店の営業日は?

イベント出店日は店舗はお休みです。土日にお休みが多くなります。その分、後は不定休ですが雨の木曜日など時々お休みします。
お電話でお問合せください。

◎どんなイベントに出店してますか?

近畿・東海・北陸が主で、東京にも年1回程度行っています。 中之島まつり・クリエーターズマーケット・覚王山祭・黒江下駄市他アートクラフト系のイベントも多いです。デパート催事に関しては商品の価格を上げないと対応できない為、最近はほとんど出てません。

◎購入方法は?

店舗またはイベント出店場所にてご購入いただけます。
好きな台と鼻緒を選んでいただいて足のサイズに合わせて仕立てます。足を入れていただきながら微調整をします。

◎できあがりの時間はどのくらい?

1足あたり10分程度。雪駄は15分前後。畳表のものや本畳雪駄は30分~1時間程度かかります。イベント出店時には待ち時間が発生することがあります。

◎下駄に傷がついた

素材が木なので傷はいたしかたありません。塗下駄はマジック・車の傷の補修材・マニキュアも使えます。焼下駄は遠火で炙ることもできますが火傷や焦げすぎにご注意ください。
桐下駄は小さく欠けるので補修は比較的楽ですが、大きく欠けた場合は接着剤で張ることしかできない場合が多いです。

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